石の貴婦人として注目されている大島石とは?


出典:http://www.oshimastone.com/about/index.html

メンテナンスがしやすくて永代に渡って使用できる墓石として注目を受けているのが、「大島石」と呼ばれ石です。この大島石は、石の中でも最高峰と言われている「庵治石」に匹敵すると言われるほどきれいな石です。ここでは、その大島石の魅力と合わせて、歴史や特徴・耐久年数・建立建築物など細かくまとめました。これからお墓を建てようと検討されている方、お墓に興味がある方などの参考にしてもらえると幸いです。

石の貴婦人と呼ばれている「大島石」という石ですが、なぜ“石の貴婦人”と呼ばれるようになったのでしょうか?それは大島石自身の持つ、青磁のような輝きや、品のある岩目や美しい岩肌からそう呼ばれるようになったと言われています。そのバランスの取れた美しさは、お墓に使用する石としてふさわしいものです。

大島石はの歴史は古く、江戸の時代から使用されていた石だと言われています。しかしその頃は、採石の技術もほとんどなく、一部でしか知られることのない石でした。それが日本全国に知られるようになったのは、文明開化の流れと共に急速に発展した採石の技術によるものです。建築物から、寺院や神社などの建立物、墓石に至るまで色々な場所に大島石は使用されています。早速、大島石についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。

「大島石」は、愛媛県の瀬戸内海にある“大島”という島のみで採石される石です。別の名を「伊予大島石」とも呼ばれています。西日本では墓石として使用される石のNO1と言われているのが「大島石」です。大島石の種類には大きく分けて、「大島石特級」・「大島石1級」・「大島石二割」などの種類があります。

大島石の特徴として、白御影石ながら青磁のような青を帯びた色合いが神秘的で、年月が増すごとにその濃さが増していくと言われています。模様も均一で、見た目の美しさから色々な建築物などにもよく使用されています。皆さんが良くご存知な所で言えば国会議事堂や色々な記念碑、外柵など色々な場所で大島石を見かけることができます。

また、大島石の墓石としての最大の魅力は、水分の吸収率が低く、硬度の硬さです。一般的な石は、風や雨にさらされると劣化の一途をたどっていくものですが、この大島石はその逆なのです。自然の雨風にさらされると共にその色の深みは増し、一緒に成長していく石といっても過言ではありません。このように、劣化が少ないということからも永代に渡って供養の対象とされる墓石に適している石材と注目されています。

大島石の歴史は江戸の時代の頃から、一部の人によってその価値を見出され使用されていたと言われています。主に建築物に石が使用されるようになったのは、江戸時代の君主が自身の管理しているエリアに「城」を建てるようになったからと言われています。お城を見てみると分かるのですが、礎部分に大きな石が積まれていたり、灯篭なども石で作られていたりなど、城を守るための強固な防具としての一部として石が使用されていました。

大島石を見出したのは、天正11年(1583年)大阪城と今治城の築城に携わったと言われている、石屋治右ヱ門が処刑の難を逃れた際に大島にたどり着き、大島石を見出したと言われています。詳しい当時の資料は残っておらず、実際のところはまだわかっていないと言われています。まだ採掘技術が乏しかった江戸の時代に、石屋治右ヱ門はどのようにして大島石を切り出していたのでしょうか?当時の人々の知恵と努力が感じられます。どの時代も、色々な道具や知恵を駆使することで、どんなこともやり遂げることが可能だということです。

そこから文明と共に明治時代から昭和にかけて、色々な建築物に適している材料として大島石が認知されるようになりました。それは採石の技術や機械の進歩と共に、建築物の再建などにも貢献してきたのが大島石です。

大島石は色々な建築物に使用されているとお伝えしましたが、実は見たことのある有名建築物などに色々と活用されているのはご存知でしょうか?実は、こんなところに大島石は使用あされておりました。

国会議事堂

大島石が使用されている有名な建築物と言えば「国会議事堂」です。石でがっちりと形成された外観は、誰もが一度は目にしたことのある建物です。江戸時代君主が城を構築するために使用した大島石は、現代の国の中心である建物にも使用されています。

愛媛県庁舎

愛媛県の庁舎に使用されているのも、実は大島石なんです。大正や明治時代を感じさせるその外観は観光スポットとしても人気の場所です。

鎌倉時代宝篋印塔

鎌倉時代に作られた石造「宝篋印塔」にも、大島石が使用されています。京都府宮津市にある「知恩寺」に奉納されている「宝篋印塔」は、今でもその姿を間近に拝見することが可能です。数百年の時代が経過しても、その姿を現代に残すことができるのも大島石の素材の魅力のひとつです。

大島石は江戸時代、石屋治右ヱ門の手によって採石が始められたと言われている石です。現代では建築物に当たり前に使用されるまでになった大島石ですが、その石質はどのようなものなのでしょうか?

大島石の石質として“水を吸収しにくい”という特徴があります。屋外において雨風を受けても水を吸収しにくい特徴のおかげで、石の劣化を最小限に抑えることが可能です。さらに、水を吸収してもわずかに浸透した水分を吐き出す力が強い石でもあります。撥水性に優れている点も、大島石の特徴のひとつです。

大島石は石質が硬いのが特徴で、採石する切り出す際も機械などを使用しないときれいに採石することが難しい石です。それを考えると、江戸時代に採石を行っていた人々の技術と言うのは計り知れないと感じます。また、硬さに加えて粘りがあるのも特徴のひとつで、研磨をしっかり行うことでキラキラと美しい光沢を出すことが可能です。

墓石に使用したいと人気の大島石ですが、墓石以外にも、色々な建築物にも使用されていることがわかりました。墓石に大島石を使用してみようかとご検討されている方も気になるのは、十題の大島石の耐久年数ではないでしょうか?そこで、実際の大島石の耐久年数をまとめました。

大島石の一般的な耐用年数は100年以上と言われています。もちろん大島石を使用する、お墓や建築物が建てられる地域の気候や環境などに大きく影響を受けるので一概にはどのくらいの耐用年数なのかという正確な数字は分かりません。

実際に数十年単位経過してみて、その土地や気候にあった石だったのかというのが分かるので、後になって土地の気候や環境に合わないということも当然あります。少なくともその土地で採石した石は、その周辺の地域の風土には合っていると言いたいところですが、最近の気候を見ているとそれも一概にも言えないようです。

しかし、大島石は雨に関しては水分の吸収率も低く、撥水性に優れているので雨の多い地域でも利用できる石だということが分かります。また、石質も硬いので風などが強く吹いて、砂ぼこりなどが吹き荒れる地域でも使用できることも分かります。なので、一般的には大島石は100年以上その輝きを保つことは可能で、更に言えば鎌倉時代から今も現在している「宝篋印塔」があるということは、数百年以上に渡って存在することが可能な石ということが分かります。 

  

香川県の隣にある愛媛県今治市の大島では、日本を代表する石ブランドの「大島石」の採石場として有名な場所です。その採掘の始まりは鎌倉時代1326年頃の末期と言われています。大島はひとつの島ですので、島の採石場から採石された大島石は、表面の石を削りとる方法から、火薬などを使用した大掛かりな採石方法へと変わっていきました。

愛媛県の大島には、しまなみ海道といわれるサイクリングコースのある場所に存在します。初めは少しずつ採石されて、船に乗せられて運搬されていました。次第に、1896年には出資者の木原正博氏が「マタダルマ」と呼ばれる石を運搬する道具を開発し、1906年長井兼太朗氏による出資では渡場の環境が整うなど時代や大島石の需要と共に産業へと発展してきました。

その後、セメント産業が発展した頃から、大島石の需要は様々な建築物から、墓石やお寺、神社など神聖な物へと需要が移行してきました。その結果需要は減り、さらに希少な石材として再認識されるようになったのです。現在では、大島で大島石の加工はほとんど行われず、国内であれば香川県で加工されています。また、さらに海外への輸出も行われており、海外で加工をしているものもあります。大島石は日本国内だけでなく、海外の需要も高まってきているということが分かります。

高級墓石として人気のある「大島石」ですが、実際に墓石として購入する際には一体いくら位の値段で購入できるのでしょうか?ということで、参考価格として、それぞれの種類の大島石の墓石の価格を比較してみました。

大島石は「特級」・「一級」・「二割」というように種類がきちんと区別されています。それは採石場の丁場が決まっているため、大島石の種類もはっきり分かるのです。その3種類の他にもカレイ山で採れるものを「カレイ」、吉海地区で採れるものを「二等」というように分けられています。

墓石で使用されているのはこの中でも「特級」・「一級」・「二割」の3種類です。しかし、このように区別されている大島石ですが、同じ「特級」の丁場から採石された石でも、地層等によっても異なります。さらに細かく言えば、採石時期によっても品質が異なるとされています。

では大島石の価格評価の方法ですが、明確な判断基準がなく、販売店によって価格が決められています。なので、信頼できる販売店で購入するというのもひとつの基準になります。

大島石の墓石の参考価格として、洋型一段で最低価格60万円台から用意されているようです。これが等級によって数百万にもなります。デザインや、墓石の段数によってもその値段は異なりますので、大島石の墓石を選ぶ際は、予算に合わせてデザインを選ぶことをおすすめします。

高級石材として人気な大島石ですが、これから墓石の購入を検討されている方にとっては、後世に残るものですから良いものを購入したいというのが本音です。そこで、大島石を墓石として購入した時のメリットとデメリットを比較してみました。

9-1.大島石で墓石建立のメリット

大島石が、日本の有名な建築物に使用されていたり、墓石として人気があるということが分かりました。そこで、大島石を墓石として選んだ際のメリットを書き出してみました。

  • 関西エリアでは墓石=大島石というほど人気が高い石。
  • 「石の貴婦人」と呼ばれる見た目の均一の美しさ。
  • 耐用年数は100年以上。
  • 秋山好古・正岡子規・司馬遼太郎などの墓石に使用。
  • 国会議事堂・大阪桟橋・愛媛庁舎・赤坂迎賓館などに使用。
  • 吸収率が低く、撥水性に優れている石。
  • 石材の粘り気が強いので硬度が高く、耐久性がある。
  • 日本の国産石として最高級品。
  • 日本国の石で、60万円前後から墓石が購入できる。

大島石は日本の重要な建築物に使用されていたり、有名な人物の墓石に使用されていたりなどその信頼度は高い石材です。価格も等級が低いものであれば加工デザインされたもので60万円前後で購入可能です。大島石を墓石として選んだ際のメリットは色々なものがありました。

その中でも最大のメリットとして3つあげるとしたら、ひとつは「石の貴婦人」と呼ばれる程の見た目の美しさです。ふたつめは、石質の硬度の高さと撥水性の高さ、みっつめは日本の主要な建築物に使用されているという信頼度があげられます。大島石は墓石としても、とても魅力的な石材だということが分かります。

9-2.大島石で墓石建立のデメリット

大島石で墓石を建てた時のメリットが色々と分かったところで、一番重要なデメリットも書き出してみました。メリットとデメリットを知ることで、墓石購入の際の石材選びの参考資料としてご活用いただけます。

  • 最高級品の石材なのでその価格が高額。
  • 等級が分かれており、等級内でも石質の差がある。
  • 大島石の価格の基準はひとつに決まっていない。
  • 大島石の価格は、販売店次第。
  • 中国産の大島石も流通している。

大島石を墓石として選んだ時の最大のデメリットは大きく3つあります。ひとつは高級品なので価格が高い、ふたつめは等級が分かりにくい、みっつめは中国産の大島石も流通しているという点です。どのデメリットも特に気を付ける必要があります。そこで、一番重要なのは信頼できる石材販売店だということが分かりました。

大島石の墓石を購入する際に気を付けたいのは、その価格に対しての石の適正な価値です。それを判断するには、大島石の墓石の販売実績や、販売店の信頼度がとても重要です。その判断材料として、インターネットで販売店の口コミや評判を確認することをおすすめします。

メリットとデメリットを知ることで、皆さんが探している墓石としてふさわしいものなのかということの判断材料にしてみてください。

香川県で加工が盛んに行われている大島石の墓石は、瀬戸内海にある愛媛県の大島で採石される国内産の高級石材です。白御影石ながら、青磁のように青みを帯びた色合いが人気です。また、その石結晶の細かさは見た目が繊細で「石の貴婦人」と愛称で呼ばれています。大島石の歴史は古く、江戸時代の後期から使用されていたと言われています。

経済発展の中で、建築物の石材として国会議事堂を始めとする、日本国内の様々な主要な建築物に使用されています。また、最近の需要としては最高級の墓石の石材として注目されています。大島石を墓石として選んだ際のメリットとしては、撥水性に優れて石材の硬度・粘度共に高品質であることです。また、その見た目も格式高い細かく繊細なデザインが、墓石としての需要の高さをうかがわせます。デメリットとしては高級品ということで値段が効果ということと、信頼できる石材店に依頼しないと石材の等級に対して適正な価格で購入できているのかが不明という点です。

これらを踏まえて、今後の大島石を使用した墓石購入の参考にしていただければ幸いです。墓石購入の際に分からないことがある場合は、積極的に石材店に質問されることをおすすめします。永代に残せる墓石と出逢えることを祈念しています。

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