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出典:http://karekichari.blog112.fc2.com/
沖縄では、首里城のような世界遺産は有名ですが、『世界遺産のお墓』があることは、意外と知られてないのではないでしょうか?
沖縄のお墓は、見ているだけでも文化を感じる事ができる、とても興味深いものばかりです。
現在でも、王朝時代のお墓の形状は一般的に普及しており、どのような歴史があって今なお根付いているのか?そんな沖縄のお墓事情を特集します!
出典:http://41148.jp/haka1.html(掘込墓)
1600年代の沖縄では、風葬という洞窟や岩陰に遺体を安置し風化した後、きれいに洗骨を行なって、納骨する習慣がありました。
そのため、一定期間遺体を安置できる大きな敷地を確保する必要がありました。
そこで最初に登場したとされるのが、掘込墓という砂岩に横穴を掘って造られたお墓です。
この掘込墓をきっかけに色々な種類のお墓が広がっていきましたが、その中でも、現在でも造られている2種類のお墓をご紹介します。
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/member_of_jgc/(昔)
出典:http://41148.jp/haka1.html(現在)
破風墓(はふばか)は、家型の形をしていて、三角屋根が特徴的です。
その三角屋根の側面に山形につけられた板を『破風』といい、そこから破風墓という名前の由来がきています。
台風の多い沖縄では、屋根が付いている事で雨・風を防ぎ、墓室を守る役割を持っています。
出典:http://aka-gan.com/morgue/stoneculture/1981.html(昔)
出典:http://digibura.fc2web.com/oki/07/oki07.htm(現在)
亀甲墓(きっこうばか、かめこうばか)は、墓室の屋根が亀甲の形に似ていることからその名前がつきました。
正面付近に広い墓庭を造ることが多く、6月のシーミー(清明祭)やお盆の日などに親族で集まってご飯を食べる習慣があります。
今では、一般的に普及している亀甲墓と破風墓ですが、王朝時代は王族のみ造ることが許された貴重なお墓でした。
けれども1879年の廃藩置県以後、庶民にも造ることが許された事で、一気に広がっていきました。
近年、火葬が普及し、少子化によるお墓の需要が減ってきている事もあり、小型の亀甲墓と破風墓が多く見受けられるようになりました。
時代に合わせて変化しながら、今でも伝統的なお墓の形状が受け継がれていて、とても素晴らしいですよね!
沖縄を訪れた際は、様々な世界遺産とともにお墓にも注目してみるとさらに楽しめると思います!
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