雪が降った時のお墓ってどうなるの？

12月に入り、そろそろ雪が降る季節です。そこで、気になってくるのが雨ざらしのお墓です。

雪のなか墓石がそのままの状態になると、劣化を早めてしまいます。また墓石が倒れたり割れてしまったりと、様々なトラブルになるかもしれません。
そこで、雪の日のお墓の注意点について紹介していきます！

雪は墓石を汚してしまう！？

一見白くてキレイな雪ですが、中には埃などの汚れが無数に含まれています。
雪が溶けると墓石に付着した汚れは細孔から中に入り、時間をかけて黒ずみや錆、カビの原因になっていきます。一度黒ずんでしまうと、人の手で汚れを落とすのは一苦労です。

寒い気温が続くと墓石は割れてしまう？

墓石の天敵は水分といえます。
墓石には無数の小さな孔があり、雨の日の雨水や、晴れの日でも大気の水分を蓄えています。
水分が含まれている状態で気温が低下すると、凍結して墓石が割れてしまうこともあります。

雪に押されて墓石が倒れることも

雪はその見た目よりも、重く強い圧力を墓石にかけています。
積雪量が多い場合には、雪が墓石を押し込んで墓石等が倒れることは多いようです。倒れた墓石が近隣のお墓を損傷してトラブルになることもあるので、事前に注意しなければなりません。

また、劣化によってつなぎ目が弱まっている時には、墓石がずれることもあるので、こちらも注意が必要です。

雪が降る前の準備が大切！

雪がふる前に事前に墓石の状態をしっかりとチェックしましょう。
最近では墓石用のカバーも販売されているので、積雪量の多い地域では事前にカバーを被せておくのがベターです。今年は暖冬と言われていますが、いつ雪が降るかわからないので、事前の準備が大切になってきます。

もし、お墓が倒れた時や割れてしまった時には、すぐに石材店に状態を見てもらいましょう。当社墓石コネクトには、全国に登録の石材店がありますので、お気軽にお問い合わせ下さい。