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近年、お墓をめぐるトラブルが増えています。
背景には、終活ブームに目を付けた悪徳業者の増殖や墓地に関する法律の未整備といった問題があるようです。
「自分はお墓に関する詐欺なんて絶対に騙されない・・・」と思っているそこのアナタ!
お墓をめぐる揉め事に巻き込まれる危険はすぐ隣に潜んでいますよ。
そんなわけで今回の記事では、「3分でわかる墓トラブル」というコンセプトでお墓にまつわるトラブルの種類やその解決策をお伝えします!
まず、最初は親戚同士のトラブル事例についてお伝えします。
親戚同士のトラブルは家庭同士の対立や不和を招くので慎重に解決する必要があります。
また、訴訟や公的組織の介入は後々まで禍根を残すことになるので最後まで話し合いによる解決を目指しましょう。
戦後、家制度の崩壊とともに男女の平等や夫婦別姓など女性の社会進出が一段と進んできました。
それに伴い今までは「妻は夫の家の墓に入るもの」と思われがちであった日本でも夫婦のみで夫婦墓を作ったり、夫の家のお墓に入らずに実家のお墓に入る女性も増えてきました。
背景には「舅や姑との関係がうまくいかないので夫の家族と同じ墓に入りたくない」「自分と縁も所縁もない土地で眠るのは耐えられない」といった理由によるものが多いようです。
ただし、夫の家族である舅や姑に限って古いしきたりに囚われている場合が多く「実家の墓に入りたい」などと妻が切り出すと「うちの夫が嫌いなのか」と猛反発しトラブルになる場合が多いようです。
こういった場合には「夫のことが嫌いなわけではないけれども」という気持ちをしっかりと伝えながら、時間をかけて説得するより道はないでしょう。
また、夫婦間の埋葬問題に限らず兄弟・姉妹間の埋葬問題も増加傾向にあります。
家制度では、実家のお墓は長男が相続し、次男以降は新しく結婚して分家としてお墓を新築することを求められました。
しかし、費用や管理負担の問題から「長男の管理する実家の墓に入りたい」という兄弟が現れ始めました。
長男側としては、将来世代に不安要素を残さないためにも申し出を拒否するケースが多く、トラブルとなってしまうようです。
このような場合も、しっかりと兄弟・姉妹間で話し合うことでお互いの妥協点を模索するのがもっともよいのではないでしょうか。
最近では、遺骨を細かく粒上に砕いて海や山に撒くことで供養とする「散骨」や樹木の周りに植えて自然に還すことで供養とする「樹木葬」など新しい供養形態が登場しました。
散骨や樹木葬などの新しい供養方法は、従来のお墓と違って管理・手入れの必要が全くない反面、亡くなった故人とのつながりを感じにくかったり、墓石のようなお参りする際の象徴が存在しないというデメリットも存在します。
散骨を終えた後で「散骨したせいでお参りする場所がなくなったじゃないか!」など親戚が抗議してくるトラブルはあるあるなのだとか。
新しい供養方法を選択する前に、その供養法に対して抵抗感のある親族を集めて説明や議論を行うことも必要かもしれません。
次はお墓や墓地・霊園とのトラブル事例です。
墓地や霊園に関しては費用相場が分かりにくいこともあり、金銭的なトラブルに発展しやすいことが特徴です。
もしも、常識を超えた請求などをされた場合は、迷わず弁護士や警察に相談しに行きましょう。
近年「どの宗教の方でもご利用いただけます」「無宗教墓地となっています」といった文言で売り出される無宗教墓地が人気を集めています。
無宗教墓地は公営の墓地に多いですが、寺院が無宗教を謳っている場合は要注意です。
無宗教を謳いつつもお墓を建てる時になって「お墓を建てるためには檀家になることが条件」などと檀家への加入を強制される事件が多発しています。
檀家になると入檀料や檀家料など数万円~数十万円のお金を納めなければならないため、相手が頑なに譲らない場合は弁護士への相談と民事訴訟の検討をしたほうが良いでしょう。
墓じまいを行い、今まであったお墓をたたんでお寺の檀家を抜ける際に高額の離檀料が請求される事件も起きています。
仏教的には、そもそも離檀料という名目のお金は存在せず、信者が檀家をやめる際にそれまでの感謝を込めてお布施を手渡す習慣があったのみです。
しかし、地方や田舎の檀家の少ないお寺では檀家の離檀は貴重な収入源を一つ失うことを意味しますから、離檀を全力で阻止しようと高額の離檀料を求めてくる住職が現れたようです。
数万円程度なら妥協して納めることもできますが、中には200~300万円の離檀料を請求されたケースもあり、こういった場合は民事的な訴訟や警察の介入を検討したほうが良いでしょう。
寺院では墓地の景観を守り、墓石の管理を行いやすくするため特定の業者(これを「指定石材店」という)としか契約させてくれないところが存在します。
他の石材店で墓石を作ってもらったほうが安い場合もあり、購入者の方と住職の間でトラブルになる事例が絶えないようです。
こういったトラブルは、契約の際に指定石材店制度を導入しているかどうかについて聞いてみるだけでも予防になるため、ぜひ住職に相談してみてください。
最後は石材店や墓石業者とのトラブル事例です。
私たちが墓石の種類や相場、工事に際しての平均的な費用についての知識がないのをいいことに詐欺まがいの商法が横行しているのが特徴です。
金銭トラブルが起きた場合や不当に高い金額を請求された場合は、日本石材産業協会や弁護士に相談することをオススメします。
消費者が墓石に関しての知識を持たないのをいいことに、勝手に高級な石材を使用したり、高級石材と偽って格安の石材を使用して墓石を建てたりするなどのトラブルが相次いでいます。
塗装やコーティングでうまくごまかしている場合には、素人目には殆ど見分けがつかないため発見が遅れてしまう悪質な手法です。
このようなトラブルを防ぐためには複数の石材店を見学し、墓石の産地や墓石の色目、形状、加工法などについてしっかり話し合っておくことが大切になってきます。
格安で工事を請け負った割に、途中で白紙撤回されたり、工期が伸びに伸びてしまって納骨式までに完成しなかったりという事例も発生しています。
さらに、墓石が壊れた際に週るを依頼したら相場の3~4倍の値段を要求されたなどという事件も起こっています。
契約時にアフターフォローの手厚さを確認したり、予定日までに完成しそうか問い合わせてみたりすることで石材業者に関わる大抵のトラブルは防げます。
特に、納期の遅れは法事や納骨式の日程に影響するのでこまめに進捗状況を確認するのが良いでしょう。
いかがでしたか?上記で紹介した以外にも「新しく作ったお墓が遠すぎてお参りできない」「公営墓地の申し込み資格が厳しくて応募できない」といったトラブルが存在します。
いずれにせよ、事前に起こりやすいトラブルについて調べておくことでトラブルを避け、巻き込まれたとしてもダメージを最小限に抑えるような対策が重要になってきます。
今回の記事が、「お墓のトラブル」についての知識を深めるのに役立つことができれば幸いです。
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