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あなたは1年に何回くらいお墓参りに行きますか?お盆や命日のみという方が大半なのではないでしょうか。
実は、お墓参りをすることができる時期はお盆や命日以外にもたくさんあるんです。
今回は、「3分でわかるお墓参りのすべて」というコンセプトで
お墓参りに適切な時期やお墓参りのマナー、お墓参りの準備などについて徹底解説していきます!
実は日本にはお墓参りに行くのが推奨される期間が5つ存在します。
具体的には「お盆」「年末年始」「春と秋のお彼岸」「祥月命日」「月命日」の5つです。
この章ではそれぞれの期間にお参りに行くことの意味や、お参りに適した時間帯についてお伝えします。
お盆は毎年8月13日から16日までの4日間(一部地域では7月13から7月16までの4日間)を指します。
この時期にはご先祖様の魂が、あの世から抜け出し私たちのもとに帰ってきます。
帰ってきたご先祖様の霊を迎えに行くために墓参りに行くのが恒例となっています。
年末年始のお参りに適した期間は一般的には定まっていませんが、たいていの場合12月28~1月3日の間にお参りする場合が多いようです。
この時期には、祖先の霊に1年間の感謝を述べ、新年の挨拶をしておく意味でお参りされる方が多いようです。
お彼岸は春分の日と秋分の日の前後3日間を指します。この時期は、仏教的にはあの世とこの世が最も近くなる日といわれており、
ご先祖様の霊に会いに行くために参拝される方が多いようです。
祥月命日とは、故人がなくなった日と同じ月、同じ日を指します。
仏教では毎年祥月命日に法要を開き、故人を供養する風習があるためお墓参りをされる方が多いようです。
月命日とは、故人がなくなった日と同じ日を指します。
毎月お参りをする義務はありませんが、故人を偲びやすい日であるのでお墓参りに行く方が多いようです。
このほかにも、進学や就職、結婚、出産、退職などの節目にお参りに行くことが多いので、参考にしてみてください。
ちなみに「お墓参りに行かないほうがいい日ってあるの?」という質問をされる方が多いですが、仏教的には「お参りに向かない日」というのは存在しません。
また、これと同じようにお墓参りに適さない時間帯というのも存在しません。
昔は、午後に参拝するのは何かの用事を済ませたあとの「ついで参り」となってしまい、失礼に当たるから午前中に参拝するほうが良いという言い伝えや
夕刻は魑魅魍魎が動き出す「逢魔が時」(魔物に出会う時間帯)のため参拝しないほうが良いという言い伝えが存在しましたが、現代では特に気にされるものではありません。
早いところでは、日が昇る前の深夜帯にお墓参りを行っている地域もあり、
必ずしも迷信に縛られる必要はないように思います。
ただし、深夜にお墓参りを行う場合は視界が悪いため転倒や事故の危険が付きまといますから細心の注意を払ってきましょう。
お墓参りには、伝統的な手順が存在します。この章では仏教式のお墓参りをする際の正しい進め方についてご紹介します。
墓参りは以下の手順に沿って進めていきます。
お墓参りに行く場合は、控えめの服を着て掃除道具とお供え物を持参します。
事務所で柄杓や手桶を借りてからお墓へと向かい、墓前についたら合掌してご先祖様にご挨拶します。
ご挨拶が終わったらお墓を綺麗に磨いたり、周りの草を引き抜いたりするなどの手入れを行います。
お掃除が終わったら、花入れに花を挿し、水鉢に水を入れ、持参したお供え物を備えていきます。
この時、お供え物は半紙の上に置き、墓石に触れないように注意しましょう。
お線香を灯して、香炉に立てましょう。お線香を寝かせるタイプの香炉もあるので、お線香の置き方はお墓にある香炉の種類に従ってください。
また、お線香は口で吹き消さずに、手で仰いで消すようにします。これは、「口は災いのもの」ということわざがあるように人間の口があまりきれいなものとみなされていないためです。
故人との関係が近かった人から、順に参拝をしていきます。お墓に水をかけ、お墓に正対する形で故人との会話を行います。
数珠を持っている場合は手に数珠をかけて合掌するとよいでしょう。
お供え物はその場で食べてしまうか、持ち帰るのがマナーとされています。墓前に残しておくと腐ってしまったり、カラスなどの動物がたかりに来るからです。
花やお線香は、食べられる心配がないのでそのまま置いておいても大丈夫です。
ここからはお墓参りに必要な持ち物を10個ほどリストアップしています。是非お墓参りに行く朝などにチェックしてお役立てください!
①雑巾②バケツ③ゴミ袋④軍手⑤鎌(草刈りの為)
このほかに歯ブラシなどを持っていくと隙間を掃除する際に便利です。
ちなみに箒や塵取りなどはお寺で借りれるのでわざわざ持っていく必要はありません。
⑥生花⑦お線香⑧ローソク⑨マッチやライター⑩季節の果物や故人の好きだったもの
仏教でお墓参りに欠かせないお供え物を「五供」と呼び、それぞれ「花」「香」「灯燭」「飲食」「水」となります。
「花」は生花、「香」はお線香、「灯燭」はローソク、「飲食」は果物や生前故人が好きだった食べ物を備えます。
「水」についてはお墓の水鉢に水をお供えすればよいので持参する必要はありません。この他にも数珠や経典がある場合は持っていけるとよいでしょう。
最後にキリスト教や神道のお墓参りのしきたりについてお伝えします。キリスト教では、仏教でいうお盆やお彼岸のように決まってお墓参りをする期間というものが存在しません。
そのため、故人の葬式後に行われる追悼ミサの日や命日にお墓参りを行うことが多いようです。
キリスト教のお墓参りでは、故人に代わって神に祈りを捧げ、故人との思い出を偲びます。
仏花の代わりにカーネーションを手向けることがありますが、お線香などは焚きません。
神道では、祥月命日や月命日をはじめ、回忌供養や、月の初めにお墓参りをする風習があります。
お墓参りの際には仏花の代わりに、榊(玉串)をお供えし、お供え物にはお神酒や塩、洗米、水を用います。
また、仏教では合掌して題目を唱えますが、神道では神社にお参りに行く時と同じで
「二礼二拍手一礼」(2回軽く礼をし、2回手をたたいた後、もう1回頭を下げる動作)を行います。
いかがでしたか?昔は集落のすぐ近くにお墓が存在したため、当たり前のようにお墓参りが行われてきました。
しかし、東京への一極集中が進む今、地元に帰るのにも手間がかかるためお墓参りをする人口は激減しています。
お墓参りされなくなったお墓は、無縁墓と呼ばれ、近年全国的に大きな問題となってきています。
お墓を無縁墓にしないためにも思い立ったが吉日、積極的にお墓参りに出かけてみてはいかがでしょうか。
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