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「他人の芝生は青く見える」というのはお墓にも当てはまります。筆者は霊園や墓地を歩いていると、どうしても他の家のお墓と自分の家のお墓を比較してしまいます。
さらに他の家のお墓で、墓石の付属品をたくさん置いているお墓を見ると高級感があり見栄えがするので、とても羨ましくなってしまいます。
しかし、ここで焦って「自分のお墓も!」と付属品をたくさん購入するのはオススメしません。
なぜならお墓の付属品は20種類近くあり、全部そろえると100万円近くなってしまうからです。
そんなわけで今回の記事では「3分でわかるお墓の付属品」というコンセプトでお墓の付属品の種類や”賢い”買い方、使い方についてお伝えします!
お墓は墓石を建立して名前を彫り込めば終わりという訳ではありません。実はお墓には、様々な目的のもとに作られた20種類近くの付属品が存在します。
もちろん、約20種類すべて購入しなければならないわけではありません。
付属品の中にも、法事や納骨式、墓参りなどで使用するため必ず設置しておかなければならないものと必要になってから買えばよいものの2タイプに分かれます。
お墓を建てるときは、必要最低限そろえるべき付属品だけそろえて必要性を感じたら後から買い足していくという形式が、コストを最小限に抑えることができるためオススメです。
お墓を建てるのが初めてという方は、他人のお墓を参考にされる方が多いでしょう。
そこには大小さまざまな付属品がついているためつい「あれも」「これも」と不必要な付属品まで買い込んでしまい気づけば出費が何十万円となってしまった・・・という失敗をされる方が多いようです。
そのため、この章では最低限そろえておいたほうがいい付属品についてまとめていきます。
塔婆立てとは卒塔婆を建てるために用いられるステンレスや石でできた台のことです。 卒塔婆とは故人の戒名や経文を書き込んだ1.5~2mほどの木の板のことで、法事や墓参りに合わせて
参列者が卒塔婆を持参することがあるので塔婆立ては必須になります。価格は3千円~2万円程度です。
香炉は墓前にお線香をお供えするための台です。香炉があることでお線香は雨風をしのぐことができます。
法事やお墓参りの際にお線香をお供えするため必須の付属品といえるでしょう。
バリエーションが豊富で屋根付きのタイプやお経も置ける多機能なタイプも存在します。
石でできたものやステンレスで出来たものなどいろいろありますが、5千円~1万5千円が相場です。
外柵は自分のお墓と他人のお墓の境界を明示するために建てる石でできた境界線のことです。
地盤沈下による陥没や雨水の流入を防ぐ役割もあるためつけておきましょう。
費用は使う石材の種類や大きさにより変化しますが、工事代込みで20万円~40万円ほどです。
水鉢はお墓参りの際に故人に水をお供えするために必要な水受けです。
お墓参りのたびに必要になるので早めに買っておいたほうが良い付属品です。
こちらもデザイン豊富で陶器で出来たものからステンレス製のさびにくいものまで様々あります。価格は数百円~3千円ほどです。
花立はお墓参りの際に個人に手向ける花をお供えするための器です。
最近では香炉や水鉢と花立がすべてセットになった商品も登場しているのでそちらを買ってもよいでしょう。
陶器で出来たものや金属製のものがあるため値段の幅が大きいですが数百円~1万円程度です。
お墓参りの際に拝みやすいように墓石に向かって設置する石です。
墓石と同じ石材を用いて作ります。価格は数千円ですが、最近ではカロート(納骨室)の蓋の役割をしている拝石も多く、
こういった場合は特別な接着処理を施す必要があるため工事費込みで1万5千円程度になります。
ここからは即座にそろえる必要はないですが、後から必要性を感じたときに買い足してほしい付属品をまとめて書いていきます。
墓誌とはお墓に埋葬されている故人の俗名や戒名、没年月日、業績などを書き並べるために使う石板です。
お墓の右隣、もしくは左隣に設置することが多いですが、墓誌に彫刻する内容は墓石に直接彫っても構わないので、購入は任意です。
価格は5~10万円ほど、文字入れは故人一人当たり3~5万円です。
お墓の前に設置される墓前灯篭は邪気を払い、故人の魂を浄土まで導く効果があると言われており、昔は供養の1つとして設置されていました。
最近ではもっぱら景観をよくする目的で設置するという人が多くなっています。墓地不足に伴う墓地区画の縮小で設置できないお墓も多いので無理して設置する必要はありません。
価格は3万円~20万円程度です。
名刺受はその名の通り、お墓にお参りに来た人の名刺を置く石造りの台になります。
あまり最近では見かけなくなったので無理して買う必要もありません。価格は1~2万円程度です。
蹲とはお墓参りの際に手を清めるために使う水入れのための鉢です。
現在では形式的なものとして使われていますが、昔は水を入れて柄杓でくみ上げて実際に使っていました。価格は2~5万円程度です。
植木はお墓に高級感を持たせて景観をよくするために設置します。
生前故人が愛していた木があればそれを植えることも多いです。敷地内がそれほど広くないお墓には無理して設置する必要はありません。価格は5千~1万円程度になります。
いかがでしたか?先ほどもお伝えしたように無理して買わなくても良い付属品は、必要性を感じたときに買うのがベストです。
さらに、植木や灯篭を設置することが禁止されている霊園や墓地なども存在するので購入前にもう一度契約書を見直しておくことをオススメします。
この記事が「お墓の付属品」についての知識を深めるのに役立つことができれば幸いに思います。
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