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お墓に刻む文字、もう決めましたか?一昔前までは「〇〇家之墓」と彫刻するのが主流でしたが、最近では自由な文字を刻む方が増えてきています。
しかし、墓石に文字を彫刻する場合には、ちょっとしたルールがあるんです。このルールを知らない人がどれほど多いことか!
そんな訳で今回の記事では、「3分でわかる文字入れのルール」というコンセプトで墓石に文字を入れる際の場所やデザインに関してのルールについて説明していきます!
墓石に刻む文字の場所には明確なルールが存在します。一般的には、お墓の中で最も高い場所にある棹石の正面に「〇〇家之墓」といった家名や名号、
もしくは「南無妙法蓮華経」といった題目、特に刻みたいことがない場合は好きな言葉を刻みます。
そして棹石の右側の面には、遺骨として埋葬されている故人の戒名や没年月日、享年を刻みます。
裏面又は左側の面には、赤字でお墓を建立した人の名前と建立年月日を彫刻します。
大きいお墓になってくると埋葬されている故人の数が増えてしまい、棹石の右側には収まりきらなくなってしまうので
墓誌を建立し、そこに死亡順もしくは相続順位に従って書き並べていきます。
墓石に刻む文字の場所にはルールが存在しましたが、刻む内容については一切ルールがありません。
例えば棹石の正面に刻む文字は様々です。十年位前までは無宗教に人は「〇〇家之墓」として、 伝統的な仏教の信徒さんの家だと「南無阿弥陀仏」や「?会一処」、「南無妙法蓮華経」など宗派の決まりに従った文言を入れるのが一般的でした。
しかし最近では、家族関係の多様化や血のつながらない人同士で同じ墓に入る「墓友」文化の誕生で自由な言葉を刻む人も増えました。
もちろん自由な言葉といえども長い文章を彫刻することはできませんから「絆」「愛」「感謝」「笑顔」といった1文字や2文字の漢字、
「ありがとう」「ふるさと」といった家族や子孫への感謝・想いを象徴する言葉、英単語や辞世の句を刻むことが多くなっています。
以下にここ数年使われている自由な言葉で、墓石に刻まれることの多かった文字の例を取り上げるので参考にしてみてください。
「心」「愛」「偲」「絆」「空」「夢」「縁」「和」「想」など
「希望」「悠久」「天空」「誠実」「永眠」「感謝」など
「ありがとう」「こころ」「安らぎ」「思い出」「やすらかに」など
「Sweet Heaven」「Eternally」「Love&Peace」「Forever」など
オリジナルの文字を刻む場合は、特に著作権に注意しましょう。歌の歌詞や詩の一節、本のタイトルなどを刻む場合は著作権料を支払わなければなりません。
勝手に刻んでしまうと著作権侵害で起訴されることもあるので十分に気を付けましょう。また、お墓の造形と文字の調和も大切です。
日本式のお墓の墓石にローマ字縦書きで「LOVE&PEACE」などは非常に見栄えが悪いです。お墓の形や色とのバランスに配慮しているかを一度検討しましょう。
墓石に刻む文字のデザインについても一切の規則はなく自由になっています。漢字を刻む場合には主に隷書体や草書体、行書体などを使うことが多く、
英語を刻む場合にはゴシック体を用いることが多いようです。
最近では、自分が書いた文字を送るとその書体のまま墓石に彫刻してくれるサービスを行う石材店も登場しているので、自分の筆跡を残したい方にはうってつけかもしれません。
さらに、文字に用いる色についても特段の決め事はありません。
実は、九州の一部では金色で家名の文字入れを行う風習があったり、密教系の宗派(天台宗・真言宗・浄土宗)では墓石に彫る「大日如来」を表す梵字を金色に塗る習慣があったりと 地域・宗派に合わせてお墓の文字の色には特色が存在します。
ただし、現在では墓石に黒やグレーの石材を採用する人が多いため、お墓全体の色の調和を考えて色を入れない方や、白色の色を入れる方が多いのが現状です。
お墓の文字の彫刻の仕方には以下に示すような4つの方法があります。
文字の彫刻方法にこだわる人は多くありませんが、
高級感のある彫り方を選ぶことで他のお墓とは一味違うワンランク上の雰囲気を演出出来たりするのでぜひ参考にしてみてください。
通常彫りは伝統的にお墓を掘る際に使われている彫り方の一つです。 文字を深く掘り込むため少し立体的に見えるのが特徴で、遠くからでもはっきり見えます。
霞彫りは輪郭をはっきり彫って、文字の中を彫り込まない手法です。
文字の中にはサンドブラストを用いて砂を吹き付けて高級感を出します。
草書体や行書体など崩した文字を刻みたい方向けです。
線彫りは輪郭のみを掘ります。イラストを墓石に刻みたい場合に用いられます。 少し手入れが大変になってしまうのが難点です。
浮かし彫りは家紋を入れる際などに用いられる手法で、周りを削って家紋の部分を浮き上がらせるような形に仕上げます。
文字やイラストを刻む際に用いると立体感が出て美しく仕上がります。
いかがでしたか?お墓の文字は刻む位置さえ間違わなければ、デザインや色合い、大きさ、内容はすべて自由になっています。
ただし、後世まで残るものなので、お墓とのバランスや子供たちの意見も聞いたうえで家族皆が満足できるようなものをチョイスするとよいのではないでしょうか。
今回の記事が「お墓に刻む文字のルール」についての知識を深めるのに役立つ事ができれば幸いです。
文字の彫刻方法にこだわる人は多くありませんが、
高級感のある彫り方を選ぶことで他のお墓とは一味違うワンランク上の雰囲気を演出出来たりするのでぜひ参考にしてみてください。
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