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「石の貴婦人」と呼ばれる石をご存知ですか?
愛媛県今治市でとれる日本最高級の石材として名高い「大島石」の別名です。大島石はその美しい石肌や気品のある雰囲気が人気となり日本全国で墓石として用いられています。
今回の記事では、そんな大島石の産地やランク、ランクによる品質の違いまでをまとめた、3分でわかる「大島石のすべて」を特集したいと思います。
「大島石でお墓を建てようかな・・・」と考えていたあなた!必見ですよ!
「大島石」とは愛媛県今治市の大島北部でのみ獲れる最高級の石材です。
大島石は大変硬く、耐久性に優れ、さらに上品な色合いを帯びているため墓石に多く用いられ西日本を中心として絶大な人気を誇っています。
大島石はそのランクにより、一番上から順に「大島石 特級」「大島石 一級(一等)」「大島石 2割「大島石 カレイ」「大島石 二級(二等)」と5つに分類されています。
これらのランク付けは産地や色目、石目、色のムラの程度から判断されますが、明確な基準は存在しません。
一応慣習に従って大島北部の宮窪町から産出する大島石を「大島石 特級」「大島石 一級」「大島石 二割」と呼び、カレイ山から算出する大島石のことを「大島石 カレイ」と呼び、良海町から算出する大島石を「大島石 二等」と呼ぶという決まりはありますが、
宮窪町の丁場から削り出された「大島石 特級」「大島石 一級」「大島石 二割」の違いは石材業者や関係者が目で見て、手で触って確かめたうえで、彼らの感覚をもとに決められることになっています。
ダイヤモンドなどの宝石が、カラット数などに厳密な数値基準を設けてグルーピングしているのを考えるとちょっと驚きですよね。
大島石の5つの等級は価格にも影響し、「大島石 二級」と「大島石 特級」では2.5~3倍程度もの価格差が生じるといわれています。
この章では大島石のそれぞれの等級による品質の違いとその特徴について書いていきたいと思います。
大島石特級は、採掘量がかなり少なく貴重なため最高級の石となっています。
青みがかった細かい石目が特徴で、年月を得るに連れ、さらに青みが強くなってきます。
大島石特級よりも石目が大きく、時間を得ることによる青みの増し方も大きくなってきます。
関西地方や中国地方での人気が非常に高くなっています。
大島石一級よりもやや石目が大きくなってしまい、吸水率が悪くなります。
二割の由来は「大島石 一級」よりも質が落ちるため石材業者に2割引きして売ったのが起源とされています。
大島石二割よりも石目が大きく、カレイ山でのみ産出します。石碑や牧石などに使われる方も増えてきているようです。
大島石一級よりも石目が大きく、ムラが目立つこともあります。
吸水率が悪いため巻石などとしてい利用されることのほうが多くなります。
大島石はダイヤモンドのように第3者による厳格な審査を介したランク付けが無いため等級に惑わされ過ぎないことも大切です。
業者によっては、「大島石 一級」で仕入れたものを「大島石 特級」と名付けて売っているところや、「大島石 二割」や「大島石 三割」(二割に満たない石材)を中国の業者に輸出し特殊な薬品処理をして見栄えをよくした後、逆輸入して日本で「大島石 一級」として売っているところもあります。石材の偽装は最初は気づきにくいので特に注意が必要です。
粗悪品をつかまされても半年~1年は気づかず、1年~数年経って墓石が茶色がかってきたり赤みがかってきたりして発覚するケースがほとんどです。
数年後気づいて時には石を購入した業者がなくなり連絡が取れなくなっているということも多々あるので気をつけましょう。
こういった悪質な業者に騙されないためにも大島石を選ぶ際に大切になるのは「石材店選び」です。
石の品質保証はもちろん、産地保証や加工地保証がついているかどうかをしっかり確認しましょう。
さらに、どんなに質の良い大島石を使っても加工する職人の腕が良くないことには立派な墓石に仕上がりません。
石工職人や石工業者の評判もしっかりと情報を集め、比較検討しながら選べると満足いく素敵な墓石を得られるのではないでしょうか。
いかがでしたか?大島石は現在40以上の業者が採掘していますが、採掘可能な石切り場も減少の一途をたどっており、今後さらなる価格の高騰が予想されます。大島石を買うときは、先ほど紹介したような悪徳業者を選ばないためにしっかりと検討したうえで
価格が安定しているうちに買ってしまうのが最善の手なのではないでしょうか。今回の記事が大島石を選ぶ際の参考になれば幸いに思います。
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