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墓地によって違う宗派と選ぶ際の注意点とは?

お寺の中に墓地ができたのはいつごろからかご存知でしょうか。諸説ありますが、意外にもこれは江戸時代からといわれています。

江戸幕府が戸籍の代わりとして檀家制度を設け、どの家も必ずどこかのお寺の檀家になることを求めたため、現在のようにお寺とお墓の関係が親密化したといわれています。

さて、そんな「お寺のお墓」ですが、信教の自由がある日本では誰でもお墓を建ててもいいのでしょうか?それとも宗派によっては墓地に入れないのでしょうか?

今回の記事ではこういった疑問に答えるべく、3分でわかる「お寺の宗派によって違う墓地の話」や「宗派と墓地選びの注意点」についてお話しします。

墓地は誰でも入れない場合がある

突然ですがクイズです。「墓地や霊園は契約さえ交わせばだれでもお墓を建てて、そのお墓に入ることができる」

これは正解でしょうか。間違いでしょうか。


答えは「間違っている」です。日本の公営墓地や宗教・宗派不問の霊園ならば、契約さえ交わしてしまえば、どんな宗教を信じていようと遺骨を納めることができます。

しかし、お寺にある墓地の場合には少々事情が違います。寺院墓地の場合には、そのお寺と同じ宗派に属する人でなければ納骨することはできません。

もっと厳しいところでは、そのお寺で葬儀をあげた方の遺骨しか、埋葬することができないのです。これは後から書くように、宗派によって特定の法要方法しか取れないことが理由になります。

最近では、他宗派のお寺で葬儀を行ったお骨を「やっぱり先祖代々のお寺の墓地に埋葬したい」といった理由で別宗派のお寺に持ち込んで供養するよう依頼する方がいますが、これは完全にアウトです。仏教ではかなり失礼な行為に当たるので行わないよう気を付けましょう。

違う宗派のお寺にお墓をたてることはできるの?

「自分の代からは違う宗派にしたい」「家族で信じているお寺の宗派が異なる」といった理由で自分の宗派と違うお寺に入らなければならない事態もあるでしょう。

そういう場合は「改宗」が必要になります。改宗とは同じ宗教の中で別の宗派に信仰対象を変えることです。

つまり、新しく入ろうとするお墓を持つお寺と「同じ宗派」になることが必要なのです。お坊さんは、たまに改宗のことを「宗旨替え」と言ったりしますが、これも同じ意味だと考えてください。

改宗に必要なのは2ステップで、一つは改宗しようとしている人が現在のお寺を離檀すること。そしてもう一つは、新しく信仰する宗派で改宗や入門の手続きを行うというものです。

この2つを行って初めて新しいお寺にお墓を建てる資格を得られます。


改宗の際は、新しいお寺の檀家になることが求められるでしょう。しかしこれは入檀がお墓を建てる際の条件になっていない限りは絶対しなければならないものではありません。

檀家とは、一言でいえば「お寺の公式ファンクラブ」のようなもので、特定のお寺に金品(お布施)を献上することで、一般の信者に優先して、手厚い法要・供養を行ってもらうことができます。

しかし、最近では檀家が増えすぎてしまい、古参の檀家の対応に追われ新規の檀家の対応が手薄になっているお寺が目立ちます。

それに加え親族で同じ宗派を信仰し、同じ菩提寺の檀家となっている場合、檀家を抜けて新たに他のお寺の檀家になってしまうと親族との関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。

そのため、檀家を抜ける際はこういったマイナス面も考慮し、親族でよく話し合ってから抜けることが大切です。場合によっては自分だけが古いお寺の檀家を抜け、新しいお寺の檀家になることもできますし、もし、お墓を建てるために檀家になることが必須の寺院でも墓前法要の時だけ住職にお願いすることが可能な「墓前檀家制度」を採用しているお寺もあるのでそちらも検討してみてください。

宗派を変えて変わるコト・変わらないコト

さて具体的に宗派を変えた場合には何が変わるのでしょうか?実は改宗したり、新しいお寺の檀家になったりした場合でも、墓石を変更したり、戒名を新たにつけてもらったりする必要はまったくありません。

墓石の形は各宗派で全く変わりませんし、戒名も仏様の弟子となった証なので宗派によって変わるものではありません。

唯一変わるとしたら、「墓石に刻む文字」と「法要の方法」です。例えば、天台宗や真言宗は墓石の家名の上に大日如来を意味する梵字である「ア」を掘り入れますが、禅宗のお墓では円相という〇印を掘り入れることが慣習となっています。こういった慣習の違いに厳しいお寺にお墓を建てるならば、お墓の墓石を変える必要がありますが、たいていのお寺は、前のお墓の墓石を使いまわすことに特別規制を設けていないので同じものを使っても大丈夫です。

また、前半でもご紹介したように「法要の方法」は宗派によって大きく異なります。

仏教では通常、三十三回忌で弔い上げですが、曹洞宗は五十回忌や百回忌を行う取り決めがありますし、臨済宗では、普通の場合行うはずの二十三回忌と二十七回忌を行いません。

こうした法要方法の違いは、宗旨替えする前にしっかりと把握しておくことにしましょう。

お寺選びは慎重に

いかがでしたか?「家族と一緒のお墓に入りたい」という気持ちや「親の宗教は嫌だ」という気持ちが先走って改宗を行い、新しいお寺に入ろうとする方もいますが、一度改宗してしまうと他宗派の住職に法要を頼めなかったり、お寺の行事に参加することを求められたりと、息子や娘の代まで負担が増える場合もあります。

そのため、墓地選びや改宗は家族・親戚の意見も取り入れつつ、皆が納得する形で行うのがベストでしょう。

今回の記事が、あまり知られることのないテーマである「墓地と宗派の注意点」について知識を深めるお手伝いができていれば幸いです。

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