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先祖代々の墓に入れるのは誰?規則はある?管理の仕方は?

お盆にお墓参りに行くと「〇〇家之墓」という墓石をよく目にするでしょう。

お化け屋敷などでお墓や霊園をイメージしたゾーンにある墓石にも必ず「〇〇家の墓」という文字が書かれています。しかし、こういった先祖代々の墓は誰が入れるのでしょうか?

宗教的、法的取り決めはあるのでしょうか?

今回の記事ではそんな疑問に答えるべく「先祖代々の墓に誰が入れるか」から「先祖代々の墓の管理法」まで、3分でわかる「家系とお墓の詳しいルール」についてお話していきます!

先祖代々のお墓にはだれが入れるの?

「〇〇家之墓」のような先祖代々の墓にはだれが入れるのでしょうか?答えは「誰でも入れる」なんです。

民法はお墓の引継ぎについて、「系譜、祭具及び墳墓の所有権は、相続分の規定によらず、慣習に従って祖先の祭祀を主催すべき者がこれを承継する。

但し、被相続人の指定に従って祭祀を主催するべき人があるときは、その者が承継する」と定めてあります。

簡単に説明すると、「墓の継承者は慣習に従って決めてもいいし、遺言とかで決めてもいいですよ」ということ。

ここでいう「墓の継承者」とは、お墓を先代から受け継ぐ人のことで、死ぬまで先祖代々のお墓を管理する役目を負い、死んだらそのお墓に葬られます。

つまり法律上は先祖代々の墓を誰が受け継いで管理してもよく、誰を埋葬しても良いことになっているんです。

誰でも良いのならば、赤の他人が先祖代々の墓を引き継ぎ、その墓に入ることも許されるのかというと、そうではありません。

ただし、日本には古くから守られてきた「家制度」という慣習が存在します。

この慣習の定めるところによると、先祖から受け継がれてきた一家のお墓は「長男」が受け継ぎ、管理を行い、長男の親族のみが入れることになっています。

もちろん、最近は家制度の価値観が薄れてきたため、継承者と霊園・墓地の管理者が認めてくれれば、血のつながらない他人でもお墓に埋葬することができるようになっていますが、実際には全国の多くの墓地や霊園が「家制度」の慣習に従ってお墓に埋葬できる人を「〇親等以内の親族」などと具体的に定めている場合が多く、赤の他人の家の先祖代々のお墓に入るのは、まだ難しいことのようです。

慣習を考えると本家のお墓に入れないのは誰?

では、家制度の慣習に従った場合どういった人がお墓に入ることができないのでしょうか?

具体的には、血縁上お墓の所有者と次のような親族関係にある人です。

1.次男、三男など

家制度に従えば、次男や三男などは本家の墓に入ることはできず、自分でお墓を作り分家とすることが求められます。

しかしながら次男や三男が未婚であったり、何らかの事情で妻と離婚や死別をしてしまっている場合には本家に入ることが多くなります。

2.長女、次女

娘さんは何番目かの子に関わらず、嫁ぎ先の家の墓に入ることが多いようです。

こちらの場合も、未婚であったり、何らかの事情で夫と死別又は離婚している場合には本家の墓に入るようです。

3.親戚

「長男の親族」として本家の墓に入ることが許容されるのは叔父や叔母が限界のようです。これ以上血縁関係が離れてしまうと、本家の墓に入れてもらえない例が目立ちます。

墓の管理・継承・建立ができない場合は

最近では、少子高齢化の影響により、長男と長女同士で結婚するケースが増えました。

そうでなくても、子供を設けなかったために墓の継承者がいないといった事例も増えています。

こういった場合にはどのような対応をすればよいのでしょうか。

1.両家墓をつくる

一人っ子同士の結婚の場合にとられるのが「両家墓を作る」という解決策です。

それぞれの家の先祖代々の墓から遺骨を取り出して、両家の名字が刻まれた新しいお墓に改葬しなおします。

ただし、宗教の宗派によっては両家墓に難色を示す場合もあるのでしっかり相談して決めるようにしましょう。

2.墓じまいをしてしまう

金銭的、時間的な事情や子供をもうけていないなどの事情がある場合は「墓じまい」という選択もあります。

「墓じまい」とは遺骨を取り出してお墓を撤去し、お墓のあった土地を更地にして寺院や霊園に返却することを言います。

墓じまいは、それ相応のお金(数十万程度)がかかってしまうので、大きな負担になることが予想されます。

さらに、遺骨の行き先などもちゃんと決まっていなければ墓じまいはできませんから、もし墓じまいをお考えの方は慎重に進めるようにしましょう。

墓じまい後の遺骨の行き先としては「永代供養」や「納骨堂」といった選択肢もあるので検討してみてください。

3.「お墓はいらない」という新しい選択

最近では「お墓を作らない」という新しい選択をする人も増えています。

遺骨を細かく粉砕して、海や山に散骨してもらったり、遺骨でペンダントやアクセサリーを作り自分が肌身離さず持ち歩くことで供養にかえたりする「手元供養」といった方法も人気です。

先祖代々のお墓には入れない方や、先祖代々のお墓の管理を負担に思う方、新しいお墓を建てる余裕のない方は、こういった選択肢にチャレンジするのもアリではないでしょうか。

誰でも入れるお墓を作りたい

ここ数年間、「家制度」の厳しい慣習にとらわれず「親戚であればだれでも」入れるようなお墓を作る人が増えてきました。

こういったお墓は墓石に「〇〇家之墓」と彫らずに「南無妙法蓮華経」や「ありがとう」など無難な言葉を掘り、結婚の有無や次男、三男といった垣根にとらわれず、血族すべてを受け入れます。

大き目のお墓を作らなければならず、普通のお墓を作るよりは高くつきますが、親戚同士で分担し合えばそう多くはない出費に収まるのではないでしょうか。

このほかにも、親しい友人と埋葬される「墓友」やグループホームの入居者ならだれでも入られるお墓なども登場してきており、

旧来の慣習に従ったお墓の管理をしなければならない時代は、もはや過去のものとなっています。

「姑が嫌いだから夫の家の墓に入りたくはない」という方や「子供に負担をかけないため、お墓を継がせたくない」という方はぜひ、こういった「慣習にとらわれない」お墓にチャレンジしてみてください。

お墓のカラーは人それぞれ

いかがでしたか?先ほども述べましたが、家族関係の多様化の進んだ現代は、お墓の管理方法や受け入れ範囲も人それぞれに決めることができる時代です。

とはいうものの、無用な争いを避けるため、先祖代々の墓に誰を入れるかについては事前に家族・親戚を交えてしっかりと話し合っておくことをオススメします。

今回の記事が、「お墓と家系」という普段は触れることのない話題について話し合うきっかけになれれば幸いです。

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