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Q.近年増える墓じまいについて御社はどの様に考えていますか?
近年、高齢化が進み若者が減少傾向にあるため、後継ぎがいないことから墓じまいをご希望される方が増えています。弊社でも様々なご事情をお聞きしているなかで仕方ないことだと感じております。
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Q.墓じまいをする際に気をつけている事は何ですか?
弊社では、取り出した骨壷をきれいな状態で新しい場所に納骨できるように骨壷に溜まった水や汚れをしっかりと取り除いております。納骨室は湿度が高く、骨壷に水滴が溜まりカビの原因にもなりますので、骨壷内を天日干しし、乾燥させて水分や汚れを取り除いたのち、お客様にお渡ししております。
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Q.墓じまいの際に墓石の不法投棄などのトラブルも耳にしますが、何か対策などはされていますでしょうか?
そのような罰あたりのようなことは絶対にしません。しっかりと産業廃棄物として専門の業者での処分をお願いしています。
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Q.解体した石はその後、御社ではどの様にしていますか?
供養後の墓石を産業廃棄物処理場へ回収を依頼しております。産業廃棄物処理場で回収した墓石を砕石し処理して頂いております。
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Q.離檀料の高額請求についてどう思いますか?
住職様のご都合もございますので、なるべくお早めに墓じまいの意思を住職様にお伝えする事をおすすめ致します。 なるべくお早めにご連絡頂くことで、住職様と良好な関係でお話を進めて頂けるかと思います。
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Q.墓じまいをして納骨堂に納めることに対して、親戚から嫌味をいわれたりする事があるみたいですがどう思いますか?
事前に、ご親族同士でしっかりとお話頂くことが一番大切だと思います。人それぞれ 考え方は異なるかと思いますので、お時間がかかってもご親族のご意見をまとめた上でご決断頂くことをおすすめ致します。
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Q.御社が工事事故を起こさない様に対策している事は何ですか?
弊社では、事故を防ぐために必ず現地調査をさせて頂いております。また、お客様の現地立ち合いが難しい場合は、弊社のみで現地調査をすることも可能です。現場の状況をしっかりと把握すること問題なく工事ができるように調整を行っております。
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Q.お墓を撤去する際の道具は何を使用していますか?
現場の状況によって使い分けています。例えば、お墓までの通路が広く、近くまで重機などが入れる場所であれば『かにクレーン』という重機で墓石を移動させて車両に乗せていますが、そういった重機を入れるのが難しい場合は、『ころ』(古代エジプトのピラミッドを建設時に石材を運ぶ際に用いられた方法)と呼ばれる丸棒を敷きその上に墓石を載せて運び、キャタピラのついた『力丸』という小型の重機で運搬を行っております。
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Q.墓じまいは悪い事だと思いますか?
悪い事とは思いません。近頃、お墓が放置状態となる無縁墓の問題もあるので、墓じまいを前向きに考えている方がいらっしゃるということは良いことだと感じております。ただ、先祖代々守ってきたお墓を閉めるということに対しては寂しい気持ちもあります。