都立霊園の魅力


time2015/06/19

都立霊園の魅力

都内と千葉県の松戸市に合計して8ヶ所存在している都立霊園は、それぞれが特徴のある施設。利用を希望する霊園を選択する際には、埋葬方式や所在地を確認する必要があると思います。また、これまで埋葬された有名人を知ることで、身近に感じることができるかも知れません。

それぞれの霊園の持っている魅力を理解した上で、実際に申込む霊園を決定するためには、運営されている地域の特性を知ることから初めてみては?

雑司ヶ谷霊園

雑司ヶ谷霊園(ぞうしがやれいえん)は、東京都の豊島区南池袋にある施設。夏目漱石など多数の文化人が静かに眠る霊園です。南池袋の住宅地のなかにあり、豊かな樹々と草花に囲まれた環境にあるこの場所は、散策にも適した場所。

ケヤキや銀杏が植えられている園内、秋になると黄色く色づいた銀杏の落葉が地面を彩ります。漱石以外にも泉鏡花、竹下夢二、小泉八雲、永井荷風など多くの文化人のお墓も見つかるでしょう。

駐車場はあまり大きくありませんから、電車やバスなどを利用して訪れたほうが良いでしょう。JR池袋駅東口から徒歩約15分、地下鉄有楽町線東井池袋駅なら徒歩約10分の場所です。

青山霊園

青山霊園は、東京都港区南青山にある施設。明治7年から公共墓地としての利用を開始。その後大正15年に斎場も含めた全ての施設が公営となり、日本で初めての公営墓地が誕生しました。その長い歴史に見合うように、功績を残した多数の著名人のお墓があります。

園内を抜ける道路は桜並木となっているため、花見の時期には多数の人が訪れる名所としても有名。園内には道路以外の場所にも多数の桜の木が植えられています。歴史に興味を持つ人も多数訪れる青山霊園、まさに都会の砂漠に現れたオアシス。

明治以降に埋葬された著名人を挙げるとしたら、政治家では大久保利通、犬養毅、吉田茂などでしょう。その他にも小説家の志賀直哉や斎藤茂吉など。忠犬ハチ公も飼い主の隣のお墓で寄りそうように眠っています。

谷中霊園

谷中霊園は、東京都台東区の谷中にある施設。古くから周辺にある天王寺と寛永寺の墓所を含めて「谷中墓地」と呼ばれています。谷中墓地のなかには、最後の徳川将軍である徳川慶喜のお墓があります(正確には、寛永寺の墓地)。

園内には「さくら通り」とも呼ばれる桜並木があり、桜の季節には、まるで桜のトンネルのような状態に。霊園の北側にある高台からは、スカイツリーの姿を確認できます。

歴史のあるこの地域には、著名な画家や文学者、及び俳優のお墓がいくつも建てられています。例えば画家の横山大観や池田蕉園、小説家の獅子文六や広津和郎、俳優の川上音二郎や長谷川一夫などです。

染井霊園

染井霊園は、東京都豊島区駒込にある施設。水戸徳川家の墓所でもあり「染井墓地」と呼ばれることも。都立霊園のなかでは最も規模が小さい埋葬施設ですが、それでも約5500基のお墓があります。園内には、この染井の地が発祥ともいわれる品種「ソメイヨシノ」の桜が約100本植えられ、桜の名所としても有名。

染井霊園の隣には、本妙寺(剣術家の千葉周作を埋葬)や慈眼寺(芥川龍之介や谷崎潤一郎を埋葬)などの寺があり、歴史を感じさせる地域となっています。

埋葬者のなかには、芸術家の岡倉天心や高村光太郎と妻の智恵子、及び光太郎の父光雲なども。その他には作家の宮武外骨や二葉亭四迷、政治家の若槻礼次郎や幣原喜重郎などが眠っています。

八柱霊園

八柱霊園(やはしられいえん)は、千葉県松戸市の東端にある施設。昭和10年に開設した公園墓地であり、初めて「霊園」という名称を使用した埋葬施設です。フランス風の幾何学模様の庭園と、宝塔形の給水塔や噴水が一体化した美しい景観が魅力的な霊園。

小高い丘と、その谷間によって構成された明るい雰囲気。それがこの霊園の特徴です。都立霊園であっても、この施設だけは松戸市の市民も利用を申し込めます。

八柱霊園には、柔道家の嘉納治五郎や写真家の土門拳などが埋葬されています。嘉納治五郎のお墓は「ふれあい広場」の近くにあり、墓所には立派な鳥居と石灯篭も。

八王子霊園

八王子霊園は、東京都の八王子市元八王子町にある施設。都立霊園のなかでは最も新しい公園墓地であり、自然公園と峰続きという景観の良い場所にあります。高低差が実に100メートルという起伏に富んだ地形を活かした芝生型墓所が、八王子霊園の特徴です。

全てのお墓が芝生型墓所であり、その区画が4平方メートルに統一されているため、景観の面でも好ましい埋蔵方法といえます。園内にある丘の上からは、遠くに新宿の高層ビルを望むことも。そして園内では春には満開の梅や桜、秋には紅葉も楽しむことができます。

お墓のすぐ側に駐車して参拝できるところは、八王子霊園の大きな魅力でしょう。

多磨霊園

多磨霊園は、東京都の府中市と小金井市をまたいで運営される施設。都立霊園のなかでは最大規模(東京ドーム27個分)の霊園であり、武蔵野の面影を残すような緑に囲まれた環境で多数の被葬者が眠っています。

海外の墓地を参考にして建設された、国内では最初となる「公園墓地」。これは日本では初の試みとなる「都市計画共葬墓地」となります。芝生墓地、壁墓地、大規模納骨堂、及び合葬墓地など様々な埋蔵方式を選択できる点が特徴。

各界の著名人が多数眠っている多磨霊園には、視察や散策に多数の人が訪れます。埋葬されたなかには、政治家の浅沼稲次郎や大平正芳、軍人では東郷平八郎や山本五十六、小説家の江戸川乱歩や三島由紀夫などがいます。

小平霊園

小平霊園は、東京都の小平市、東村山市、及び東久留米市をまたいで運営されている施設(霊園事務所は東村山市に設置)。様々な形の墓地が広大な墓域に配置され、周囲を多くの樹木が囲みます。

墓地の様式も荘重な趣の伝統的なもの、緑の芝に覆われた明るいもの、及び新しい形の合葬式墓地などが配置されています。墓所は総面積の約半分、残りの敷地には樹木、草地、並木道などが広がる空間。

埋葬された有名人のなかには詩人の野口雨情、作家の伊藤整や宮本百合子、デザイナーの柳宗理なども。柳宗理のお墓は墓石こそ伝統的なスタイルですが、水鉢と線香立てには独自性のあるデザインが採用されています。


詳細はこちら一覧へ戻る

関連記事関連記事

おすすめ記事おすすめ記事

  • \最大10万円分のキャッシュバック(注)/
  • 墓石見積り依頼はこちらから!
記入項目はたったの5つ!
自信を持って紹介できる優良
石材店最大6社がお見積りします!

初めての墓石購入で不安な方、墓石の価格が適正なのか心配な方、石材店選びに困っている方は墓石コネクトにお任せください。

お墓ディレクター2級